東京ゲームショウ2012にプレイアブル出展されたWii Uの各種タイトルをレポート

ゲームパッドに触れた! 東京ゲームショウ2012 Wii Uプレイレポート

9月20〜23日まで幕張メッセで行われた東京ゲームショウに、コーエーテクモの無双OROCHI2ハイパー、三國志12、バンダイナムコの鉄拳タッグトーナメント2 Wii U エディションの3タイトルがプレイアブル出展されました。会場へ赴いた筆者が見、聞き、プレイして感じた内容をお届けします。

無双OROCHI2ハイパー

プレイ台の前は長蛇の列最初に向かったコーエーテクモブースで目に飛び込んできたのが、ローンチタイトルである無双OROCHI2ハイパーのPV。派手に周囲の敵をなぎ倒す爽快感はもちろん健在で、Wiiより格段に進化した美麗グラフィックにも目を奪われた。プレイ用の台は2台用意されていたが、同じコーエーテクモブースのある他ハードのタイトルよりはるかに長い待ち時間となっていて、いかに新ハードに注目が注がれているかが見て取れた。台でプレイしているユーザーの関心はやはりゲームパッドに向けられ、プレイ中もスクリーンや操作パネルを頻繁にチェックし、使い勝手を吟味する人が多かったのが印象的だった。

ゲームパッドを吟味するプレイヤーたちプレイ台の上にはWii U本体は見えず、本体が隠されているであろう黒いカーテンの穴からケーブルが伸び、ゲームパッドに繋がっていた。このことから、今回出展されたWii U本体は完成品ではなかったことが分かる(実際のゲームパッドはケーブル不要)。ケーブルがなくなった場合のレスポンス(テレビと液晶の映像が同期されるか、ズレがあるのか)は購入まで待たなければならないようだが、発売前に完全版を触れるイベントがあれば、ユーザーからの評価も変わってくるかもしれない。プレイするには1時間近くの待ち時間があり、プレイすることは叶わなかった。

カメラで捉えたWii UのHD画質。Wiiとは次元が違っていた

三國志12

ブース内で圧倒的人気こちらもコーエーテクモの作品。プレイ用の台は2つだが、無双OROCHI2ハイパー以上の待ち時間となっており、こちらもプレイは叶わなかった。恐らくコーエーテクモブースで一番にぎわっていたのではないだろうか。 見てみると、やはりまずグラフィックに圧倒される。微細に書き込まれたマップ、アナログ感あふれるイラストは、ゲーム画面がドットの集合体であることを感じさせない。

タッチスクリーンでマップスクロールが可能ゲームショウ会場で冷静に戦略を練るのは困難?

鉄拳タッグトーナメント2 Wii U エディション

ブース内で圧倒的人気ブース中央で長蛇の列を作っていたのがこのタイトルだ。初公開のPVが流れており、マリオやルイージといった任天堂キャラクターのコスチュームが使用可能であることや、スーパーキノコなどのアイテムでパワーアップできる新たな対戦方式「キノコバトル」が細かく紹介されていた。ゲーム画面は撮影禁止だったので残念ながらお見せできないが、その代わり実際にゲームパッドに触れることに成功したので感想を書いてみたい。

ゲームパッドといえばタッチスクリーンの液晶だが、このソフトでのタッチ操作は、必殺技を出す時に使う。 必殺技は十字キーでももちろん繰り出せるのだが、液晶にはコマンドリストのような形式で必殺技一覧が表示されており、タッチすると即座にその技が発動する。ワンタッチだけで繰り出せるので初心者にはプレイしやすくなるかも知れないし、ラウンドの合間にスクリーンを確認すれば必殺技のコマンドを覚えるのも早くなりそうだ。

横長で大きなゲームパッドだが、意外なほど軽いキャラクターセレクト画面などではテレビ画面と同じ映像が表示されていたが、非常に鮮明かつ美麗だった。持ってみての感想としては、横長のワイド感があった。従来のコントローラより横長な分、軽いカルチャーショックを覚えたが、ボタン配置は大きく変化していないので、すぐになじむことができた。そして、重さ。触る前に一番気にかかっていたかもしれない部分だった。幼児がプレイする場合はその重さで短時間しかプレイできないのではないかという懸念があったのだが、従来のコントローラよりほんの少しだけ重い気がした程度で、大きな見た目からして重いだろうと予想していたのが拍子抜けするほど軽かった。結果としては、新しい物に触れているという感動と、どんなゲームがこのコントローラから生み出されるか、その可能性を十二分に感じることができた。

ゲーム台ではキノコバトルのステージがプレイできた。ステージの中には、マリオシリーズに登場するスーパーキノコや毒キノコといったアイテムがあちこちに転がっており、いかにうまく取得しつつ立ち回るかがポイントとなっていた。 普通に考えるとスーパーキノコを取った方が有利になるはずなので、ひたすら集めてみたところ、キャラがどんどん巨大化し、2つ取得したら背の高さが相手の4倍くらいになってしまった。パワーアップは一回だけでなく重ねてできるようで、もはやキャラの頭が画面外に出てしまうレベルに達した。 ところが、身体が大きすぎてローキック系の攻撃しか相手に当たらないという事態が発生。立ちパンチなどは背が高すぎて空振りしてしまうのだ。大きくなると何らかの恩恵はありそうだが、小さい相手への立ち回りを覚える必要がありそうで、ひと味違った遊び方ができそうだと感じた。

その他、Wii Uタイトルは「真・北斗無双」のPVが公開されていたが、内容的にはPS3/XBOX版と同一だったのでここでは割愛させていただいた。また、基本的にゲームショウには任天堂が出展していないので、最もベーシックなゲームパッドの使い方をするであろう「マリオ」に触れられなかったのが大変残念である。さらに言えば、今回出展されていたタイトルの中には、システム的にゲームパッドが重要な役割を果たす「Wii Uらしい」ものがなかったことも確かだ。だが、ゲームパッド自体に触れられたことで、新たなゲームハードの可能性を感じることができたのは大変意味があったと感じる。これからも新たな発表やイベントがあった場合には、それにあわせてハード紹介ページを更新していくので、Wii Uが最終的にどんなゲーム機になるのか、楽しみにお待ちいただきたい。

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